LINEの予約システムを無料で自作できる？注意点やおすすめサービスを紹介

このような悩みを抱えている方はいませんか？

本記事では、LINEの予約システムを自作する方法を解説します。

LINEの予約システムを自作する際の注意点や、無料で導入可能なおすすめ予約システムもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【無料でできる】LINEの予約システムを自作する方法2つ

LINEの予約システムを無料で自作する方法には、以下の2つがあります。

それぞれ詳しく解説していくので、参考にしてください。

「LINEで予約」を活用する

LINE公式アカウントの「LINEで予約」という機能を使えば、無料で予約システムを作れます。

LINEで予約とは、LINE上で店舗の予約ができるサービスです。

LINEで予約を活用すると、以下のような機能が利用できます。

LINE公式アカウントのプロフィールやメッセージ画面から予約可能なので、ユーザーはアプリを切り替えることなくLINEだけで予約を完了することができます。

LINE公式アカウントからの予約手数料0円で利用できるため、外部の予約管理サービスを使わずに予約システムを作りたい方におすすめです。

無料の予約システムを導入する

LINEは、無料で導入できる外部の予約システムと連携することも可能です。

予約管理サービスによって機能は異なりますが、予約管理やスタッフのシフト管理などを効率的に行うことができます。

ただし、外部の予約管理サービスを導入して予約システムを作成する場合は、ある程度の知識とスキルが必要です。

プログラミング能力に自信のある方や「LINEで予約」よりも細かく予約管理を行いたい方に向いているでしょう。

【無料でLINEの予約システムを自作する方法1】「LINEで予約」を活用する

ここからは、「LINEで予約」を活用する方法について詳しく解説していきます。

「LINEで予約」を利用する際の注意点も紹介するので、設定前に確認しておきましょう。

「LINEで予約」の設定手順

LINEで予約の設定手順は、以下のとおりです。

1.LINE公式アカウントと外部連携サービスを紐づける

まずは、LINE公式アカウントと外部連携サービスを紐づけましょう。

 LINE公式アカウントと連携可能な連携サービス会社は、以下のとおりです。

連携サービス提供会社	問い合わせ先
idea;record	idea;recordお問合せページ
ebisol	ebisolお問合せページ
ぐるなび	ぐるなびPROお問合せページ
LINEヤフー	LINEヤフー加盟店申し込みページ
USEN Media	ヒトサラ申し込み・お問合せページ
Retty	Rettyお問合せページ

^{参考：LINEヤフー for Business}

LINE公式アカウントとの紐づけ方法は、各サービス会社によって異なるため、詳しい手順は上記の連絡先に問い合わせてください。

2.予約ボタンを設置する

LINE公式アカウントのプロフィール画面の「予約ボタン」を設置しましょう。

予約ボタンの設置方法は、以下のとおりです。

^{参考： LINEヤフー for Business}

予約ボタンを設置すると、設定したページ（URL）への移動ができるようになります。

なお、予約ボタンの設置は、予約連携サービスと連携していなくても可能です。

外部の予約ページにユーザーを誘導したい場合にも活用できるため、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

「LINEで予約」を利用する際の注意点2つ

LINEで予約を利用する際の注意点は、以下の3つです。

それぞれの注意点に関して詳しく解説していきます。

予約サービスと連携が必要

LINEで予約を利用するには、あらかじめ予約サービスと連携しておく必要があります。

予約サービスとの連携が完了していないLINE公式アカウントでは、LINEで予約を利用できません。

店舗の閉店や予約サービスとの契約終了などで連携が解除された場合は、予約機能が無効になる恐れがあるため注意しましょう。

LINEで予約の活用を検討している方は、希望の予約サービス会社に連携手順を問い合わせておいてください。

飲食店のみしか活用できない

2024年6月時点では「LINEで予約」を利用できるのは、飲食店のみです。

「LINEで予約」と連携可能な予約サービス会社のすべてが飲食店のみの対応となっているため、美容サロンなどの店舗は「LINEで予約」を活用できません。

飲食店以外の店舗で無料の予約システムを自作したいと考えている場合は、外部の無料予約管理サービスの導入を検討しましょう。

【無料でLINEの予約システムを自作する方法2】無料の予約システムを導入する

ここからは、無料の予約システムを導入する方法をご紹介します。

「LINEで予約」よりもさらに細かく予約管理を行いたい方や、飲食店以外の店舗で予約システムの導入を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。

無料で導入できる予約システム3選

LINE公式アカウントに無料で導入できる、おすすめの予約システムを3つピックアップしました。

システム名	無料プラン	無料で使える範囲	おすすめの業界
tol（トル）	starterプラン	ネット予約機能 予約管理機能 ネット決済機能など	美容サロン・レッスン教室など
L Message（エルメ）	フリープラン	カレンダー予約（カレンダー数1つまで/コース・スタッフ各2つまで） イベント予約（決済機能なし/イベント数2つまで） リマインド配信など	塾・ネイルサロン・不動産など
STORES（ストアーズ）予約	フリープラン	予約受付・キャンセル・変更期限の設定 承認制の予約受付設定 顧客管理など	ヨガ・ピラティス・スクールなど

それぞれの特徴を詳しく解説するので、無料の予約システムを探している方はぜひ参考にしてください。

tol（トル）

tol（トル）はアプリ型の予約システムで、スマホやタブレットから運用しやすいのが特徴です。

無料プランでも予約件数の上限がないため、スモールビジネスの予約管理に向いています。

予約管理の他に事前決済やリマインドメールの配信もできるため、スマホアプリ1つで予約システムの運用が可能です。

難しい知識や技術がなくても使いやすいため、予約システムを初めて運用する方にもおすすめです。

→tol（トル）公式サイトはこちら

L Message（エルメ）

L Message（エルメ）は、必要な機能が豊富で予約管理から集客・コスト削減までできるのが特徴です。

無料で使える範囲も幅広く、カレンダー予約やイベント予約も利用できます。

また、契約期間の縛りがないため、使いづらいと感じたらいつでも解約できる点も魅力です。

予約管理以外の機能も充実している予約システムを探している方に向いているでしょう。

→L Message（エルメ）公式サイトはこちら

STORES（ストアーズ）予約

STORES（ストアーズ）予約は、予約や集客に関する機能が充実している予約管理システムです。

予約受付などの基本的な機能はもちろん、HPやブログに予約ボタンの埋め込みも可能なので、集客アップも目指せます。

また、希望に合わせてオプションを追加し、他サービスと連携できる点も魅力です。

ヨガやエステなどのサロンから、弁護士事務所など幅広い業種の方におすすめな予約システムです。

→STORES（ストアーズ）予約公式サイトはこちら

LINE公式アカウントと予約システムを自分で連携させる方法

LINE公式アカウントと予約システムを連携させる方法を解説します。

本記事では、tol（トル）を利用する方法をご紹介します。

簡単3ステップで完了するので、ぜひ参考にしてください。

1.tol（トル）に新規登録する

まずはtol（トル）のアプリをインストールし、新規登録しましょう。

メールアドレスとパスワードを設定し、ログインしてください。

2.LINE公式アカウントでリッチメニューを作成する

LINE公式アカウントのホーム画面から、リッチメニューを作成しましょう。

リッチメニューの作成方法は、以下のとおりです。

3.アクション設定で「リンク」を選択しtolアプリの予約ページURLを入力する

リッチメニューのテンプレートや背景が設定できたら、アクション設定でtolの予約ページURLを入力しましょう。

URLの設定方法は、以下のとおりです。

設定ができたら実際にリッチメニューを開き、予約画面に移動できるか確認してみましょう。

tol（トル）のアプリさえインストールすれば、高度なスキルがなくても予約システムとの連携ができるため、無料で自作する方法を探している方はぜひ試してください。

予約システムを自作するのが難しい場合はLステップ代理店に頼むのがおすすめ

自分でLINEの予約システムを作るのが難しい場合は、Lステップの代理店に頼むのがおすすめです。

Lステップの予約管理機能を使う方法もありますが、細かい設定が必要なため、代理店に任せた方が安心です。

業務内容などに合わせた最適なLINEマーケティングを提案するので、LINE公式アカウントについての知識がない方でも効率的に運用できますよ。

まとめ　LINEの予約システムを作成して予約管理を効率的に

本記事では、LINEの予約システムを無料で自作する方法や、無料で導入できる外部予約システムをご紹介しました。

本記事のまとめは、以下のとおりです。

LINE公式アカウントの「LINEで予約」という機能や、無料で導入できる外部の予約管理サービスを活用すれば、LINE上で予約が完結するシステムを無料で自作できます。

ただし「LINEで予約」は利用できる業種が飲食店のみなので、飲食店以外の業種の方は活用できません。

また、予約システムを自作する場合はある程度の知識とスキルが必要なので、難しいと感じた場合はLステップ代理店などに依頼するのがおすすめです。

自分に合った方法で予約システムを導入して、LINEを効率的に運用しましょう。