LINE公式アカウントのリッチメニューは、顧客とのコミュニケーションを活性化し、売上の向上にもつながる重要なツールです。
しかし、デザインに自信がない、あるいは時間がないなどの理由で、導入をためらっている方もいるのではないでしょうか?
画像作成アプリ「Canva」なら、デザインに関する知識や専門ソフトがなくても、本格的でおしゃれなリッチメニューが、誰にでも作成可能です。
本記事では、スマホだけで簡単にリッチメニューを作成できる方法を紹介します。
初心者の方にもわかりやすく説明するので、ぜひ最後までご覧ください。
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リッチメニューをスマホで作る方法
リッチメニューとは、トーク画面の下に大きく表示される固定メニューのことです。
顧客にとっても知りたい情報が一目でわかるだけでなく、お店側も効果的に訴求できるので、売上アップにもつながる強力なツールです。
ここでは、スマホだけでリッチメニューを作成する方法を5つのステップで紹介します。
デザインの作成もテンプレートから選ぶだけで設定できるので、ぜひ試してくださいね。
なお、リッチメニューにおすすめの画像サイズや効果的な活用方法については、下記の記事も参考にしてください。
関連記事:LINEリッチメニューの推奨サイズとは?活用方法についても解説
①テンプレートの選択
初めに、テンプレートを選択します。
テンプレートは、画像サイズとデザインパターンを組み合わせて、計12種類あります。
画像サイズは「大」と「小」の2種類があり「大」は7パターン「小」は5パターンのレイアウトから選択可能です。
クーポンや新商品の情報、キャンペーンなど、アピールしたいコンテンツの数に合ったテンプレートを選びましょう。
手順は以下のとおりです。
②画像サイズの決定
次に、画像サイズを決定します。
設定できる画像の形式やサイズは以下のとおりです。
- 形式:JPG、JPEG、PNG
- サイズ:1MB以下
- 画像サイズ(大):2500px × 1686px
- 画像サイズ(小):2500px × 843px
「デフォルト画像を選択」もできますが、シンプルなのでインパクトに欠けるというデメリットがあります。
画像はCanvaで簡単に作成できるので、試してみてくださいね。
Canvaでの作成手順は後述します。
画像サイズ大を使うメリット・デメリット
画像サイズ大を使うメリットは、トーク画面下部に大きく表示されるため、顧客の目にとまりやすく、強い印象を与えられます。
また、最大6つまでメニューを表示できるため、多くの情報をアピールしたい場合に有効です。
画像が大きい分、デザインの幅が広がるため、デザインにこだわりたい方に向いています。
ただし、画像が大きいため、トーク画面を圧迫してメッセージが見にくくなります。
複数の情報をバランス良く配置する必要があるため、画像サイズ小に比べて、デザインを作成する難易度が上がるでしょう。
画像サイズ小を使うメリット・デメリット
画像サイズ小を使うメリットは、画像が小さいため、トーク画面を圧迫せず、顧客にとって情報が見やすいことです。
メニュー数は最大3つまで設置でき、デザインの構成もシンプルなため、作成する難易度は下がります。
デメリットは、メニュー数が少ないため、多くの情報を伝えたい場合には向きません。
また、画像が小さいためインパクトが弱く、顧客の目を惹きにくいです。
③アクションを設定
次にアクションを設定します。
アクションには以下の5つがあります。
- リンク:HPやキャンペーンページなど、外部サイトへのリンクを設定できる
- クーポン:LINE公式アカウントで発行したクーポンを表示できる
- テキスト:トークルームにメッセージを自動送信できる
- ショップカード:LINE上で発行したポイントカードを表示できる
- 設定しない:アクションを設定しないこともできる
ターゲットとする客層や、目的、訴求内容に合わせて、最適なアクションを選択しましょう。
いくつかのアクションを組み合わせて、顧客にとって使いやすく、わかりやすいメニューを設定するのがポイントです。
④リッチメニューの表示設定
つづいて、リッチメニューの表示設定をおこないましょう。
- タイトル:メニューを管理するためのタイトルを設定する(管理者にのみ表示される)
- 表示期間:リッチメニューを表示する期間を設定する
- メニューバーのテキスト:メニューバーに表示するテキストを設定する
- メニューのデフォルト表示:トーク画面を開くと自動的にメニューを表示する/しないを設定する
最後に「保存」を押して、完了です。
⑤Canvaで画像作成
LINE公式アカウントにも「イメージメーカー」という画像を作成するための機能があります。
しかしWeb版のみ対応しており、アプリには対応していません。
そこで、Canvaで画像を作成する方法を紹介します。
Canvaにはリッチメニュー専用のテンプレートがあり、レイアウトに合わせて作成されたデザインが用意されています。
お好みのデザインを選んで編集すれば、デザインに自信がない方でも、おしゃれで本格的なリッチメニューが簡単に作成可能です。
Canvaの無料版でもリッチメニューは作成できるので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
Canvaで画像を作成する手順
一つずつ解説します。
①アプリをダウンロードする
まず、App Storeか、GooglePlayストアでアプリをダウンロードします。
アプリを開いて、ログインしましょう。
GoogleやFacebookアカウントでもログイン可能です。
②リッチメニューのテンプレートを選択する
次に、トップページの検索で「LINE リッチメニュー」と入力します。
「LINEリッチメニュー(大)」と「LINEリッチメニュー(小)」が表示されるので、希望のサイズを選択します。
リッチメニューのテンプレート一覧が表示されたら、お好みのデザインを選び、クリックします。
注意点として、LINEの管理画面であらかじめ選んだテンプレートのレイアウトに適したものを選びましょう。
③既存テキストを編集する
テンプレートをクリックして、編集画面を開きます。
テンプレートの既存テキストを編集するには、テキストをクリックします。
④イラスト素材やフリー画像を追加する
既存のテンプレートにオリジナリティを加えたければ、イラスト素材や画像を追加してみましょう。
Canvaには、無料で利用できるデザインが豊富にそろっています。
使い方は、素材タブをタップし「写真」や「グラフィック」など素材を選択して、アイコンを入れ替えるだけです。
⑤完成したデザインをダウンロードする
デザインの編集が完了したら、画面右上の「ダウンロード」を選択します。
ファイルの種類は、画像やイラストに最適な「PNG」を選びます。
サイズを確認したら「ダウンロード」をタップし、保存しましょう。
リッチメニューの画像をアップロードできない場合の対処法
「画像をアップロードできません」とのエラーが発生した場合の対処法について説明します。
まず、画像のファイル形式やサイズ、容量が適切であるかどうか、確認しましょう。
以下のように、上限が設定されています。
- 形式:JPG、JPEG、PNG
- サイズ:1MB以下
- 画像サイズ(大):2500px × 1686px
- 画像サイズ(小):2500px × 843px
リッチメニューを設定することで得られる3つの効果
リッチメニューを設定することで得られる効果は、以下の3つです。
下記の記事では、リッチメニューの表示設定や、アクション設定の方法について詳しく解説していますので、参考にしてください。
関連記事:LINEリッチメニューの表示設定方法を詳しく解説!
訴求力を高められる
リッチメニューは、トーク画面の下部に固定表示されるため、顧客の目にとまりやすいです。
- 魅力的なデザインを作成する
- クーポンやキャンペーン情報などのアクションボタンを目立たせる
わかりやすいレイアウトで、情報を伝わりやすくすることで、商品やサービスの魅力を効果的に訴求し、顧客の購買意欲を高められます。
導線がスムーズに
リッチメニューは、顧客を必要な情報やアクションにスムーズに誘導できます。
トーク画面に固定されているため、ワンタップで必要な情報に直接アクセスできるのです。
顧客にとっては、アプリを起動したり、Webサイトから検索したりなどの手間が省けます。
アクションにつながりやすい
リッチメニューはトーク画面に常に表示されているため、顧客の目を引き、自然にアクションを起こしやすい環境をつくれます。
たとえば、クーポンやショップカードなどの特典をアピールすることで、顧客の購買意欲を高められます。
期間限定のクーポンや数量限定などの強い訴求は、目立つデザインにすると、より効果的です。
設定方法については、下記の記事を参考にしてください。
関連記事:リッチメニューのアクション設定方法は?運用のコツも解説
リッチメニューの賢い6つの使い方
リッチメニューは、顧客がワンタップで情報にアクセスできるため、集客や売上アップに効果的なツールとして活用できます。
しかし、せっかく導入しても効果が出ないともったいないですよね。
最後に、リッチメニューを賢く活用するための6つの使い方を紹介します。
①クーポン・特典の利用で売上アップ
リッチメニューにクーポンや特典のリンクを貼ることで、顧客が迷わずにアクセスできます。
スムーズにクーポンや特典画面を表示できるため、顧客の利用を促し、売上アップにつながります。
期間限定のクーポンやセール情報などを目立たせたり、簡潔なメッセージを添えたりして、工夫してみましょう。
②季節や期間によって出し分ける
季節や期間に合わせた訴求をおこなうことで、顧客の購買意欲を高められます。
具体的には以下のとおりです。
- 季節感を取り入れた画像や文言を使用する
- 季節限定の商品やキャンペーン情報を用意する など
顧客の心をつかむような訴求をおこなってみましょう。
③画像やテキストをテストする
画像やテキストをテストして、最適なデザインを見つけましょう。
顧客のニーズやトレンドは常に変化しているため、リッチメニューを最適な状態にしておくことは重要です。
異なるコンテンツを設定したリッチメニューを何通りか作成し、顧客の反応を比較します。
比較するコンテンツの例
- アクション
- 画像
- 文言
- デザイン など
分析結果に基づいて、リッチメニューをより良いものに修正しましょう。
顧客の年齢層や目的ごとに分けたり、季節やイベントに合わせたりして、顧客にとって魅力的なリッチメニューを見つけてみてください。
④リッチメッセージを組み合わせる
リッチメニューに、リッチメッセージを組み合わせると、顧客に情報をわかりやすく伝えられます。
クーポンや期間限定の商品情報をリッチメッセージに表示することで、顧客の関心を引き、購買意欲を高められます。
⑤ショップカードを活用する
ショップカードは、ポイントカードのように、来店や商品の購入でポイントを貯められる機能です。
ショップカードを活用し、会員限定の割引やポイント還元をおこなうことで、以下の効果が期待できます。
- 顧客の購買意欲を高める
- リピーターを獲得する
リッチメニューにショップカードへのリンクを設定すると、顧客はワンタップでアクセスできるため、スムーズに利用できます。
⑥リッチメニューをタブで切り替える
従来のリッチメニューは、情報量が多くなるとボタンが密集し、顧客が目的のメニューを見つけにくくなるという課題がありました。
その課題を解決できるのが、タブの切り替えができるリッチメニューです。
タブの切り替えで得られるメリットは、以下の2つです。
- 情報の整理:カテゴリーごとにメニューを分類することで、顧客は目的の情報を見つけやすくなり、利便性が上がります。
- 多様なニーズへの対応:顧客の属性や利用シーンに合わせて表示するタブを切り替え、個々のニーズに合った情報を提供できます。
しかし、現時点(2024年6月)の公式LINEアカウント上では、タブの切り替え設定はできません。
専門の知識が必要となるため、独自で開発する、あるいは開発会社へ依頼をする必要があります。
タブの切り替えを行いたい場合は、Anveryにご相談ください。
Anveryでは、LINE構築運用代行を担っております。
具体的な導入手順についてまとめた資料(無料)もありますので、興味のある方はぜひお気軽にご覧ください。
まとめ:スマホでリッチメニューを作成しよう!
リッチメニューは、顧客にとって役立つ情報を提供できるだけでなく、店側にとっても売上を向上させたり、リピーターを増やせたりなどのメリットが多いです。
画像作成アプリCanvaを活用すれば、初心者の方でも本格的でおしゃれなリッチメニューが簡単に作成できます。
ぜひこの機会に試してみてくださいね。
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