LINE公式アカウントは個人も無料で利用可能!7つのメリットや注意点

LINE公式アカウントは個人も無料で利用可能!7つのメリットや注意点

LINE公式アカウントは個人利用できることをご存じですか?

企業や店舗だけではなく、個人でもLINE公式アカウントを作成・利用できるのです。

本記事では、LINE公式アカウントを個人利用するメリットと合わせて、LINE公式アカウントの基礎知識をわかりやすく紹介します。

個人でLINE公式アカウントを作成したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

LINE公式アカウントは無料で個人利用できる

スマホを操作する人

ビジネス用のアカウントのLINE公式アカウントは、法人専用のツールではなく、個人でも利用できます。

事業を行っていることが必須条件ではないため、個人でもLINE公式アカウントの作成・利用が可能です。

LINE公式アカウントを個人利用する7つのメリット

LINEでメッセージを送信する女性

LINE公式アカウントを個人利用するメリットは下記の7つです。

お金をかけずに運用できる

LINE公式アカウントは、企業や店舗に限らず、誰でも無料でアカウントの開設が可能です。

ユーザーとつながりを持てるサービスは有料のことが多く、資金が潤沢な企業や店舗でなければ利用しにくいといえます。

一方、LINE公式アカウントなら毎月200通まで無料でメッセージを送ることが可能です。

高額な初期費用や月々のサービス利用料がかからないため、スモールビジネスを手がける個人でも、コストをかけずに運用できます。

利用者数が多いから集客しやすい

ユーザー数が9,500万人(2024年6月末時点)にものぼるLINEは利用者が多いため、集客しやすいです。

毎日使うユーザーも多く、アクティブ率の高さも特徴です。

また、FacebookやX、Instagramといったなどの情報を発信するSNSは利用していなくても、連絡手段としてLINEを使っている人も多く、幅広い層に利用されています。

そのため、他の媒体ではリーチが難しいユーザー層へのアプローチも可能です。

メッセージが開かれやすい

LINEを連絡手段として使っているユーザーが多いため、メッセージが開かれやすい特徴があります。

LINE公式アカウントのメッセージを開封するタイミングを調査した結果は、下記のとおりです。

  • 受け取ってすぐに開封する:約2割
  • 3~6時間後に開封する:約5割
  • その日のうちに開封する:約8割

参照元:LINEヤフー

上記の結果から、LINE公式アカウントから届いたメッセージは、開封率と即効性が高いことがわかります。

応答メッセージで手間を省ける

LINE公式アカウントの「応答メッセージ」を使えば、一つひとつのメッセージに返信する手間を省けます。

「応答メッセージ」とは、友だちからチャットで予約や問い合わせがあった際に、自動でメッセージを送る機能です。

メッセージに含まれるキーワードに対して、返信する内容をあらかじめ設定できます。

業務の効率化を図れることも、LINE公式アカウントのメリットです。

応答メッセージを設定する方法は下記の記事で解説していますので、あわせて参考にしてください。

関連記事:公式LINEの応答メッセージを設定する方法!やり方や設定できないときの対処法を紹介

リッチメニューやクーポンなど便利な機能が使える

LINE公式アカウントには、さまざまな便利な機能があります。

主な機能を下記のとおりです。

スクロールできます
機能特徴
メッセージ配信LINE公式アカウントの友だちにメッセージを送信できる
ステップ配信友だちに任意のタイミングであらかじめ用意したメッセージを自動で配信できる
応答メッセージ友だちからのメッセージに含まれるキーワードに対して、あらかじめ設定した内容を自動で返信できる
あいさつメッセージLINE公式アカウントを友だち追加した際にメッセージを自動で配信できる
リッチメニュートークメニューの画面下にクーポンなどのリンクを常設できる
チャット友だちとチャットができる
クーポン無料クーポンなどの5種類のクーポンの中から1種類配信できる
ショップカードオンライン型のポイントカード
データ管理・分析クリック率やメッセージの閲覧状況など、データの管理・分析ができる

リッチメニューの作成方法は下記の記事で解説しています。

関連記事:リッチメニューをスマホで作る方法!画像作成アプリはCanvaがおすすめ

ターゲットを絞って情報を発信できる

LINE公式アカウントでは、配信先の「絞り込み」設定を行うことで、ターゲットを絞って情報を発信できます。

配信先を指定することで、メッセージの効果をより高められます。

配信先で指定できるのは下記の3つです。

  • オーディエンス
  • 過去の配信
  • 属性(フィルター)

ただし、複数のオーディエンスを組み合わせて配信する場合、下記の2つの条件を満たす必要があります。

  • 各オーディエンスの掛け合わせ結果が50人以上
  • 各オーディエンスに含まれる有効な友だちが50人

参照元:LINEヤフー

Lステップと連携できる

LINE公式アカウントは、業務効率化や自動化が実現できる「Lステップ」と連携できます。

Lステップとは、LINE公式アカウント専用のマーケティングオートメーションツールです。

業務効率化と自動化を実現し、売上アップにつなげられる機能が充実しています。

  • 友だち追加したタイミングでアンケートを送れる
  • 回答内容に合ったメッセージを配信できる

Lステップは、LINE公式アカウントをさらに便利に運用するためのオプションのようなサービスのため、LINE公式アカウントと一緒に導入することをおすすめします。

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LINE公式アカウントの料金プラン

PLANと書かれたノート

LINE公式アカウントには、無料・有料合わせて3つのプランがあります。

スクロールできます
コミュニケーションプランライトプランスタンダードプラン
月額固定費(税別)0円5,000円15,000円
メッセージ通数(月)200通5,000通30,000通
追加メッセージ料金(税別)不可不可~3円/通
出典:LINEヤフー

コミュニケーションプランであれば無料で利用可能です。

ただし、上記のとおりメッセージは200通までしか配信できないため、200通以上のメッセージを配信する場合は有料プランを選択する必要があります。

LINE公式アカウントの作り方

LINE公式アカウントを作成する女性

LINE公式アカウントのメリットや料金プランが把握できたら、さっそくアカウントを作ってみましょう。

アカウントはパソコンだけではなくスマホでも作成できます。

パソコンでアカウントを作る方法

  1. LINE公式アカウントの作成ページにアクセスする
  2. LINE Business IDを開設する
  3. LINE公式アカウントを作成する
  4. 認証済みアカウントの申請を行う(任意)
STEP
LINE公式アカウントの作成ページにアクセスする
LINE公式アカウントの作成ページ

LINE公式アカウントの作成ページにアクセスします。

STEP
LINE Business IDを開設する
アカウントの作成

画面右上の「アカウントを開設」→「LINE公式アカウントをはじめる」をクリックしましょう。

LINEビジネスIDの登録画面が表示されたら、「アカウントの作成」をクリック。

個人利用のLINEまたはメールアドレスを登録し、LINE Business IDを開設します。

STEP
LINE公式アカウントを作成する
管理画面

「LINE Official Account Manager」(管理画面)にログインし、LINE公式アカウントを作成します。

アカウント情報や業種などの必要項目を設定したら、「確認」ボタンをクリックしてください。

入力内容を確認して「完了する」ボタンをクリックすれば、LINE公式アカウントの作成は完了です。

STEP
認証済アカウントの申請を行う(任意)

LINE公式アカウントには、「認証済アカウント」「未認証アカウント」の2つの種類があり、認証を受けるためにはLINEヤフーの審査を通過しなければなりません。

認証済アカウントを作成する場合は、「アカウント認証をリクエストする」ボタンをクリックし、必要な項目を入力して認証済アカウントを申し込んでください。

なお、審査には5~10営業日ほどかかります。

スマートフォンでアカウントを作る方法

  1. 「LINE公式アカウント」アプリをダウンロードする
  2. LINE Business IDを開設する
  3. LINE公式アカウントを作成する
  4. 認証済みアカウントの申請を行う(任意)
STEP
「LINE公式アカウント」アプリをダウンロードする
LINE公式アカウントアプリ

アプリストアから「LINE公式アカウント」アプリをダウンロードしましょう。

STEP
LINE Business IDを開設する

LINE Business IDはパソコン画面での作成が推奨されていますが、スマホでも作成可能です。

個人利用のLINEまたはメールアドレスを登録し、LINE Business IDを開設します。

STEP
LINE公式アカウントを作成する
アカウント作成

「LINE Official Account Manager」(管理画面)にログインし、LINE公式アカウントを作成します。

アカウント情報や業種などの必要項目を設定したら、「確認」をタップしてください。

入力内容を確認して「アカウントを作成」をタップすれば、LINE公式アカウントの作成は完了です。

STEP
認証済アカウントの申請を行う(任意)

「LINE Official Account Manager」(管理画面)にアクセスし、「設定」をタップします。

「アカウント認証をリクエスト」を選択し、必要な項目を入力して認証済アカウントを申し込んでください。

LINE公式アカウントの基本設定

LINE公式アカウントを作成できたら、まずは基本設定から行いましょう。

基本情報・プロフィールの設定

基本情報

基本情報の設定では、アカウント名やステータスメッセージ、プロフィール画像の確認・変更ができます。

STEP
「設定」をクリックする
設定画面
STEP
「アカウント設定」を選択する
アカウント設定画面

各項目では以下の内容の設定・変更が可能です。

スクロールできます
項目内容
基本設定アカウント名、ステータスメッセージ、プロフィール画像
情報の公開認証ステータス、検索結果とおすすめに表示・非表示、他の公式アカウントのプロフィールに表示・非表示、住所・地図情報
機能トークへの参加、写真や動画の受け取り

プロフィール設定

プロフィール設定

友だち追加する際に表示されるプロフィールには、営業時間や支払い方法などの企業・店舗の基本情報が掲載可能です。

プロフィール画面は、「アカウント情報」「基本情報」「ボタン」「パーツ」で構成されています。

設定は各パーツごとに行いますので、パーツをクリックして編集画面を表示させましょう。

あいさつメッセージの設定

あいさつメッセージ

友だち追加またはブロック解除した際に自動で送られる「あいさつメッセージ」も設定が必要です。

初めてユーザーとやりとりする重要なメッセージですので、友だち追加へのお礼や紹介文などを登録しましょう。

最初に知っておきたい注意点

ビックリマークの木製ブロック

LINE公式アカウントを個人利用する際に知っておきたい、3つの注意点を解説します。

アカウントを開設できないサービスがある

サービスの内容によっては、LINE公式アカウントを開設できない場合があります。

たとえば、下記のようなサービスを提供している場合は、アカウントを開設できません。

  • 出会い系やアダルト系
  • 無限連鎖販売取引
  • 連鎖販売取引や悪質商法 など

LINE公式アカウントの開設を申し込む前に「LINE公式アカウントガイドライン」を必ず確認しましょう。

自分のアカウントにメッセージを送信した人としか個別チャットができない

LINE公式アカウントは、自分のアカウントにメッセージやスタンプを送信してもらわないと、誰が登録したのかわかりません。

友だち登録した際に、メッセージやスタンプを送信してもらう導線を作っておくことが重要です。

アカウントが停止されると顧客情報がすべて消える

アカウントが停止されると、すべての顧客情報が消えてしまうので注意が必要です。

アカウントが停止されないように、利用規約やガイドラインをしっかりと確認した上で運営しましょう。

まとめ:まずは無料でアカウントを作ってみよう

LINE公式アカウントを作成する人

LINE公式アカウントは個人利用も可能です。

無料プランなら毎月の利用料金もかかりませんので、まずはアカウントを作ってみましょう。

LINE公式アカウントの機能をさらに充実させるなら、「Lステップ」の導入をおすすめします。

たとえば、LINE公式アカウントでは自分のアカウントにメッセージを送信した人としか個別チャットはできませんが、Lステップなら友だちからアクションがなくても1:1のやり取りが可能です。

他にも、友達追加のタイミングでメッセージを送れたり、回答内容にあったメッセージを配信できたりと、さまざまな機能を搭載しています。

LINE公式アカウントをさらに便利に運用しようとお考えなら、LINE公式アカウントと一緒にLステップの導入も検討してみてください。

LINE公式アカウントやLステップの機能や導入の効果に興味を持たれた方は、ぜひAnveryのクライアント様への導入事例をまとめた資料をご覧ください。

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投稿者プロフィール

宮下亜斗夢
宮下亜斗夢
東証一部上場企業での営業1200名中売上1位(2016年下半期)優秀賞を受賞した経験や、5年間システムエンジニアとしてシステム構築や運用設計に携わった経験を活かし『Lステップ正規代理店』として活動中。
LINEマーケティングの専門会社として豊富な経験やノウハウをもとに、クライアント様の「最高の伴走者」となって事業業績アップに貢献いたします。
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