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LINE公式アカウントのアンケートで自由記述を利用する方法を解説

LINE公式アカウントのアンケートで自由記述を利用する方法を解説

LINE公式アカウントのリサーチ機能でアンケートをとる際に、自由記述方式を利用することで、これまでにない視点で商品・サービスの改善点が見つけられる可能性があります。

しかし「やり方がわからない」「自由記述だと回答率が低くなりそうで使いにくい」などの理由から自由記述をうまく活用できていない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、LINE公式アカウントのアンケートで自由記述を利用する方法や多くの回答をもらうコツなどを解説します。

記事を読むことで、ユーザーから多くの意見をもらい、商品やサービスの改善に活かせるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

LINE公式アカウントのアンケートで自由記述を利用する方法

スマートフォンとグラフ

LINE公式アカウントにある「リサーチ」機能を利用することで、友だちに対して自由記述式のアンケートをとることが可能です。

ただし、自由記述式のアンケートを使用できるのは、LINEヤフー社からの承認を得た「認証済みアカウント」のみです。

未認証のアカウントでは、選択式のアンケートしか利用できません。

「認証済みアカウント」に認められると「公式アカウントの検索結果に表示される」「LINE公式アカウントの販促ツールを使える」などのメリットもあります。

申請も無料でできるので、気になる方は一度申請してみるとよいでしょう。

「リサーチ機能」と「LINEリサーチ」の違い

重なっている2つの円

LINEにはLINE公式アカウントのリサーチとは異なる「LINEリサーチ」というサービスがあります。

名称は似ていますが、2つのサービスは別物です。

主な違いは、機能と料金の2点で「LINEリサーチ」はLINE公式アカウントよりも詳細なリサーチが可能ですが、有料となっています。

LINE公式アカウントとLINEリサーチそれぞれの具体的な機能は以下の通りです。

スクロールできます
LINE公式アカウントLINEリサーチ
アンケート画面
設問数10問まで最大30問まで
選択肢数10個まで99個まで
設問タイプ3種5種
 ・単一選択
 ・複数選択
 ・自由記述
 ・ランキング×
ページ制御×
基本サポート・納品物
調査設計×
アンケート作成画面×
レポート×

LINE公式アカウントのリサーチ機能は無料でも利用できます。

しかし、LINEリサーチは有料となっており、1回のリサーチにつき少なくとも9,800円の料金が発生します。

LINE公式アカウントのアンケートで自由記述を作成する7つの手順

緑と黄色のブロック

LINE公式アカウントで自由記述式のアンケートを作成する手順は、以下の7つです。

1.基本設定

はじめに基本設定をおこないます。

手順は以下の通りです。

  1. LINE Official Account Managerにログイン
  2. ホーム画面から「リサーチ」→「作成」を選択
  3. 基本設定項目の入力

入力する基本設定項目は以下の5つです。

  • リサーチ名
  • リサーチ期間
  • メイン画像
  • リサーチの説明文
  • 公開範囲
基本設定

上記の内、リサーチ期間に関しては設定後の変更ができませんので、しっかりと実施する期間を決めた上で入力しましょう。

2.紹介ページの設定

次に、紹介ページの設定をおこないます。

紹介ページとは、実施するアンケートの問い合わせ先の紹介や、回答者からアンケートの取り扱いに関する同意を得るためのページです。

設定項目は以下の5つです。

  • アイコン
  • トップページの画像
  • お問い合わせ先(企業・実施者名/電話番号)
  • ユーザーの同意(同意を得る/Webサイト/規約文)
  • 公開範囲
紹介ページ設定

紹介ページの設定は任意となっています。

しかし、設定をしておくとユーザーからアンケートが信頼できるものと認識され、回答率向上にもつながりますので、基本的には設定しておくのがおすすめです。

3.サンクスページの設定

次にサンクスページの設定をおこないます。

サンクスページとは、回答者に対しお礼のクーポンやメッセージを表示する画面のことです。

設定項目は以下の2つです。

  • 回答者へのお礼(クーポンなど)
  • お礼のメッセージ(必須)
サンクスページ設定

自由記述のアンケートは回答のハードルが高いため、回答を促進するためにもできる限りお礼を用意するようにしましょう。

4.質問内容の設定(ユーザー属性)

ユーザー属性を質問するページの設定をおこないます。

設定する項目は、以下の3つです。

  • 性別
  • 年齢
  • 居住地
ユーザー属性

各項目の回答は選択式となっており、事前に用意されているテンプレートを利用することも可能ですが、選択肢の作成も可能です。

5.アンケート(自由記述)の設定

アンケート内容の設定をおこないます。

一つのアンケートで設定できる質問数は、最大で7問です。

回答形式は自由記述のほか、以下の2つから選ぶことが可能です。

  • 単一回答:用意された選択肢から一つを選んで回答する方式
  • 複数回答:用意された選択肢から複数選んで回答する方式
アンケート設定

単一回答・複数回答で設定できる選択肢の最大数は10となっています。

アンケート内容を設定後「保存」をクリックすれば完了です。

6.リサーチの配信

保存したアンケートは、以下の方法で配信が可能です。

  • メッセージ
  • 応答メッセージ
  • ステップ配信
  • あいさつメッセージ
  • カードタイプメッセージ

リッチメッセージやチャットからは配信できません。

7.リサーチ結果のダウンロード

期間が終了したアンケートの結果は「リサーチ結果」からダウンロードが可能です。

ダウンロードには、以下の条件があります。

  • 回答数が20件未満の場合はダウンロード不可
  • ダウンロードできる結果は50,000行分まで

なお、リサーチ結果はExcel形式でのダウンロードとなります。

リサーチ結果から次にどんなアクションを取ればいいかが分からない場合は、LINEマーケティングの専門家であるAnveryにお任せください。

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LINE公式アカウントのアンケート自由記述を利用する3つのメリット

電球のイラスト

LINE公式アカウントのアンケートで自由記述を利用するメリットには、以下の3つがあります。

ユーザーの気持ちを具体的に引き出せる

自由記述のアンケートをおこなうことで、選択式では得られない具体的なユーザーの意見を聞くことが可能です。

ユーザーの具体的な意見を聞くことで、良い点や悪い点を細かく知れるため、よりピンポイントで商品・サービスの改善につなげられます。

また、アンケートの意図とは異なる部分でマーケティング改善につながる意見を得られる可能性もあるでしょう。

ユーザーとの信頼関係を築ける

ユーザーとの信頼関係を築きやすい点も自由記述式のメリットです。

自由記述からの感想や意見を取り入れ、商品・サービスに反映させることで、意見が反映されたユーザーは商品やサービスに対して好感を抱きやすくなります。

アンケート→改善のサイクルを繰り返すことで、多くのユーザーとの信頼関係の構築につながり、ファンとなってくれることにも期待できるでしょう。

一方で、アンケートの結果を意味のないものと無視したり、活かせなかったりした場合、ユーザーとの信頼関係を壊すことにもなるため注意が必要です。

商品・サービスの改善につながる

自由記述のアンケートを利用することで、効率的な商品・サービスの改善につなげることが可能です。

自由記述でアンケートの回答をしてもらうことで、ユーザーが求めているもの・いらないものが、より具体的にわかります。

もらった意見を商品やサービスに反映させることで改善が進み、効率的にユーザーの満足度向上につなげられます。

また、アンケートで得た情報をもとにユーザーの需要にあった情報提供をすることで、満足度の向上やメッセージのブロック抑制の効果にも期待できるでしょう。

LINE公式アカウントのアンケート自由記述で多くの回答をもらう5つのコツ

スマートフォンとチェックリスト

自由記述のアンケートは回答のハードルが高く、対策もなしにただ質問を作成するだけでは、なかなか回答を得られません。

以下に紹介する5つの対策を実施し、できる限りアンケートの回答率を上げ、次に活かせる意見を集めましょう。

回答に対するお礼を用意する

クーポンなどアンケートの回答に対してのメリットを用意しておくと、回答を得やすくなります。

自由記述のアンケートは、ユーザーからすればハードルが高く、回答率は低くなりがちです。

そのため、何らかのメリットを用意し回答してもらえるよう促すとよいでしょう。

お礼を用意する際は「割引」や「無料」など、誰が見てもわかりやすい内容に設定するのがおすすめです。

設問数を必要最低限に抑える

アンケートをとる際はできる限り設問数を抑えて、多くても全体で20問程度にし、自由記述式は1~2問ほどに制限するのがおすすめです。

アンケートの設問数が多いほど、ユーザーは回答を面倒に感じるおそれがあり、回答率が低下しやすくなります。

また、後半の回答が適当となり調査精度が低下するケースも少なくありません。

多数かつ精度の高い回答をもらうためにも、アンケートの設問はできる限り少なくするようにしましょう。

ネガティブな感情をきっかけにする

人は、ネガティブな感情ほど聞いてもらいたいと考える傾向があるため、ネガティブな感情をきっかけにした設問文を作成することで、回答を得やすくなります。

以下は、スタッフの接客について聞く場合の文例です。

  • NG:従業員のサービスについて自由にご記入ください
  • OK:従業員のサービスについて不満な点がありましたら、自由にご記入ください

上記のように、単にユーザーの感想を聞くのではなく、ネガティブな感情をきっかけとする設問文にすることで、ユーザーからの回答が得やすくなるでしょう。

アンケート回答にかかる目安時間を明記する

アンケート回答にかかる時間や設問数を最初に伝えておくことで、回答を得やすくなります。

アンケート回答にかかる時間や設問数がわからない場合、ユーザーは「時間がかかるかもしれない」と考えるため、アンケートに答えてくれなくなる可能性が高いでしょう。

一方、あらかじめ必要な時間が判明していれば「これぐらいの時間なら」と考えて、ユーザーが回答してくれる確率が高まります。

シンプルに回答できる質問にする

自由記述の設問をする際は、ユーザーができるだけ直感的に回答できる内容にするのがおすすめです。

ユーザーが回答に迷いやすい設問は、回答率を下げる要因となります。

自由記述式の設問であってもできるだけシンプルに回答できる内容を心がけましょう。

  • NG:従業員のサービスについてご記入ください。
  • OK:従業員のサービスについて良かった点・悪かった点などがありましたらご記入ください。

まとめ:ユーザーの意見を取り入れ商品・サービスの質を向上させよう

いいねや高評価をおくる

LINE公式アカウントで「認証済みアカウント」に認定されることで、自由記述式のアンケートを作成・配信できるようになります。

自由記述式のアンケートを活用すれば、ユーザーの具体的な意見を得られるため、より効率的な商品・サービスの改善が可能です。

一方、自由記述式のアンケートは選択式よりも回答のハードルが高めです。

多くの回答をもらうためにも「お礼を用意する」「設問数を抑える」など、回答率を上げるための対策を実施しましょう。

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