公式LINEの応答メッセージの効果的な使い方は?活用事例を紹介

公式LINEアカウントの応答メッセージは、送られてきたメッセージに対して自動で返信ができる便利な機能です。

問い合わせ対応の手間を省けるため、業務の効率化やコスト削減につながります。

本記事では公式LINEアカウントの応答メッセージについて、効果的な使い方や活用事例を紹介します。

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目次

公式LINEの応答メッセージとは

スマホ SNS

公式LINEアカウントの応答メッセージとは、友だちからメッセージが送られてきたときに、事前に設定しておいた内容を自動で返信する機能です。

応答メッセージには、以下の2種類があります。

キーワード応答 設定したキーワードと完全一致するメッセージに反応して返信
一律応答 内容に関わらず友だちから送られてきたすべてのメッセージに返信

キーワード応答

LINEキーワード応答の画面

キーワード応答とは、設定したキーワードと完全一致するメッセージに反応して自動で返信する機能です。

「営業時間」「電話番号」「駐車場の有無」など、簡単な問い合わせに対する返信を設定しておくと、手動で対応する手間を省けます。

また、ユーザー側にとっても、知りたい情報をすぐに教えてもらえるというメリットがあります。

一律応答

LINE一律応答のスマホ画像

一律応答は、友だちから送られてきたすべてのメッセージに対して自動で返信する機能です。

以下のような使い方ができます。

問い合わせに対応していない場合 「LINEでの問い合わせを受け付けていない」と返信し、電話やメールでの問い合わせを促す
キーワード応答で設定していないメッセージが送られてきた場合 「質問がわかりませんでした。【営業時間】などのワードで送ってください」と返信する
チャット問い合わせ対応時間外にメッセージが送られてきた場合 「対応時間外なので翌営業日に対応します」と返信する

公式LINEの応答メッセージを使う8つのメリット

おしゃれなオフィスで仕事する会社員

公式LINEアカウントの応答メッセージを活用するメリットは、以下の通りです。

①24時間365日対応で顧客満足度向上

公式LINEアカウントの応答メッセージを設定しておけば、友だちからのメッセージに対して24時間365日、自動で対応することが可能です。

夜間も休日も迅速な対応ができるため、顧客満足度も向上するでしょう。

②業務の効率化を図れる

カスタマーサポート業務に応答メッセージを活用すれば、業務効率化につながります

一般的な問い合わせは自動で返信し、難易度の高い問い合わせには手動で返信するなどの使い分けも可能です。

これにより、人件費の削減や時間的なコスト削減、人手不足の解消も期待できるでしょう。

③一律対応でサービスが安定する

公式LINEへの問い合わせに対して、すべて手動で返信をしていると、どうしても人的ミスが発生してしまいます。

自動応答メッセージなら、誰に対しても一律の対応ができるため、サービスの質が安定する点もメリットの一つです。

④あいさつメッセージを設定できる

LINE公式アカウントでは、友だち追加時に「あいさつメッセージ」を送れます。

友だち追加時にすぐに配信されるのでメッセージを見てもらえる可能性が高いです。

クーポンの配信などお得な情報を送れば、ブロック率を下げられるだけでなく、商品やサービスの購入促進にもつながります。

⑤キーワード応答ができる

友だちからのメッセージに合わせて適切な返信ができるのも、応答メッセージの大きなメリットです。

問い合わせや質問に対する回答を迅速かつ的確に返信できるため、ユーザー側も必要な情報を知りたいタイミングで得られます

また、問い合わせ以外にも、挨拶や日常会話などを楽しめるキーワードを設定しておけば、ユーザーがまるで誰かと会話をしているかのようにラリーを楽しむことも可能です。

⑥ランダム返信ができる

一律応答は、複数の応答メッセージを設定し、ランダムに返信することも可能です。

ランダム返信を設定すれば、ユーザーに同じメッセージが何度も届くことはなくなるため、「また同じか…」と飽きられてしまったり、ブロックされるリスクを低減できます。

また、公式LINEのランダム返信には以下の優先順位があり、キーワード応答との併用も可能です。

  1. キーワード応答
  2. スケジュール設定で「期間」を指定した一律応答
  3. スケジュール設定で「時間(毎日)」を指定した一律応答
  4. スケジュール設定をしていない一律応答

参照:LINE公式アカウント

⑦写真や動画も送信できる

公式LINEアカウントの応答メッセージには写真や動画も設定できるため、ユーザビリティの高い自動返信が可能です。

例えば、店舗の場所について問い合わせがあった場合に、住所をテキストで送るだけでなく、マップの画像を送ると喜ばれるでしょう。

⑧リッチメニューを活用できる

リッチメニューとは、公式LINEのトーク画面下部に固定で表示できるメニュー画面のことです。

自動応答メッセージと連携すると、予約フォームやクーポン、マップ、サイトなどへアクセスしやすくでき、商品購入やサービス利用へのスムーズな誘導が可能です。

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公式LINEの応答メッセージを使うデメリット

勉強しながら考えるビジネスウーマン

公式LINEアカウントの応答メッセージを利用する際は、以下のようなデメリットに注意しましょう。

キーワードの完全一致が必要

公式LINEのキーワード応答は、友だちから送られてくるメッセージ内容と設定したキーワードが「完全一致」しないと機能しません。

例えば、営業時間の問い合わせに対して自動で応答させたい場合、設定したキーワードが「営業時間」のみだと「営業時間は?」という質問には反応してくれないのです。

また、カタカナ・ひらがなの違い、記号の有無なども完全に一致しなければ応答しません。

キーワード設定のやり方によってうまく反応しない可能性がある点は、デメリットといえます。

長文や複雑なメッセージの返答対応は難しい

「営業時間」「予約」「駐車場」など簡単な問い合わせなら、キーワード応答でカバーできるケースも多いです。

一方で、長文の問い合わせやクレームなど、複雑なメッセージに対する自動応答は難しいといえるでしょう。

すべてのメッセージに対して適切な返信ができるわけではないため、公式LINEの運用上は、自動応答と手動チャットを併用するなどの工夫も必要です。

公式LINEの応答メッセージの効果的な使い方・活用事例

トークアプリ(オリジナル)イメージ

ここからは、公式LINEアカウントの応答メッセージについて、効果的な使い方と活用事例を紹介します。

スピーディーな問い合わせ対応

公式LINEアカウントの応答メッセージは、よくある質問をキーワードとして設定しておくと便利です。

たとえば、以下のようなキーワードを使用すると、電話やメールでの問い合わせの件数を減らすことができるでしょう。

設定しておくとよいキーワードの一例
  • 営業時間
  • 住所
  • 電話番号
  • 駐車場の有無
  • 支払い方法 など

プレゼントキャンペーンの実施

公式LINEアカウントの応答メッセージは、プレゼントキャンペーンにも活用できます。

プレゼントキャンペーン例①

クイズの回答を友だちに送信してもらい、正しい答えが送られてきたら「正解」の応答メッセージを自動返信
→応募期間終了後に正解者のなかから抽選でプレゼント

プレゼントキャンペーン例②

合言葉をSNSなどで共有して友だちから公式LINEアカウントのチャット画面上で送信してもらい、「応募完了」の応答メッセージを自動返信
→合言葉を送ってくれた人のなかから抽選でプレゼント

プレゼントキャンペーン例③

案内したキーワードを友だちに送信してもらい、応答メッセージでプレゼント応募フォームを自動返信
→応募フォームに入力した人のなかから抽選でプレゼント

当選結果も公式LINEアカウント上で発表すれば、プレゼント目的で友だちになったユーザーからもブロックされにくくなるでしょう。

クーポン配信による来店促進

公式LINEアカウントでは、クーポンつきの応答メッセージで配信することも可能です。

クーポン配信例①

友だち追加後に「あいさつメッセージ」としてクーポンを配信

クーポン配信例②

セミナーやイベント、SNSなどでキーワードを共有し、チャット画面から送信してくれた人にクーポンを配信

クーポンを配信することで来店や商品購入、サービスの利用を促進し、売り上げアップにつながります。

会話形式でおすすめ商品を紹介

自社企業やブランドの公式キャラクターがある場合、会話形式でおすすめ商品を紹介するのもおすすめです。

例えば、ユーザーに「今日のおすすめは?」と入力してもらい、ランダム返信で複数の応答メッセージを設定しておくと、公式キャラクターが毎回違う商品をおすすめしているように見せることができます。

写真やクーポンも設定できるため、販促効果が期待できるでしょう。

公式LINEの応答メッセージの設定方法

パソコンの画面を指す男性の手元

公式LINEアカウントで応答メッセージを設定する方法は、以下の通りです。

  1. 公式LINEアカウントのホーム画面右上にある「設定」をクリック
  2. サイドメニューの「応答設定」を選択し、以下のように設定
  3. チャットを利用しない場合は、チャットをオフ・応答メッセージをオンに設定
  4. チャットを利用する場合:チャットをオン・応答方法を「手動チャット+応答メッセージ」を選択
  5. 公式LINEアカウントのホーム画面のサイドメニューにある「自動応答メッセージ」>「応答メッセージ」をクリック
  6. 画面右上の「作成」ボタンから応答メッセージを設定し、「利用開始」ボタンをクリックして完了

応答メッセージの設定については、下記の記事でも紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

関連記事:公式LINEの応答メッセージを設定する方法を詳しく解説!

公式LINEの応答メッセージが設定できないときの対処法

パソコンとスマホ、ビジネスのイメージ

応答メッセージの設定がうまくできないときは、以下の項目をチェックしたうえで、対処法を試してみてください。

スクロールできます
チェックする項目対処法
「スケジュール設定」が期間外になっている期間を修正する
「キーワード」が完全一致していないキーワードを追加する
「利用」欄のステータスがオフになっているステータスをオンにする
「キーワード応答」のチェックが外れている「キーワード応答」にチェックを入れる
「応答メッセージ」の設定がオフになっている※チャットを利用しない場合
チャットをオフ/応答メッセージをオン
※チャットを利用する場合
チャットをオン/手動チャット+応答メッセージを選択

応答メッセージがうまく反応しない場合や自動返信が機能しない場合の対処法については、下記の記事でも詳しく説明しています。

関連記事:公式LINEの応答メッセージがうまく反応しない場合はどうしたらいい?対処法を紹介!

まとめ

駅のホームでSNSをする女性

本記事では公式LINEアカウントの応答メッセージの効果的な使い方や活用事例を紹介しました。

  • 公式LINEアカウントの応答メッセージは、友だちから送られてきたメッセージに自動で返信する機能
  • 応答メッセージには、「応答メッセージ」と「一斉配信」の2種類がある
  • 応答メッセージを活用すれば、24時間365日対応できてコストの削減や業務の効率化につながる

応答メッセージは、問い合わせや質問の対応を効率化できる便利な機能です。

難しい質問や長文の問い合わせには対応できない場合もあるため、手動チャットと併用して活用するのも良いでしょう。

応答メッセージ自体は簡単に設定できるため、使い方をマスターして活用しましょう。

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投稿者プロフィール

宮下亜斗夢
宮下亜斗夢
東証一部上場企業での営業1200名中売上1位(2016年下半期)優秀賞を受賞した経験や、5年間システムエンジニアとしてシステム構築や運用設計に携わった経験を活かし『Lステップ正規代理店』として活動中。
LINEマーケティングの専門会社として豊富な経験やノウハウをもとに、クライアント様の「最高の伴走者」となって事業業績アップに貢献いたします。
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