Lステップを利用している人の中には「テキストメッセージや画像の配信だけでは反応率が悪くなってきた」「ここぞという場面で売上を伸ばすテクニックが知りたい」と悩んでいる人が多くいらっしゃるでしょう。
そのようなときにLステップのカルーセル機能を利用すれば、インパクトのある配信ができ、ユーザーに反応してもらいやすくなります。
- カルーセル機能を活用するメリット
- 作成するコツ
- 活用方法事例
集客や売上が伸び悩んでいる人や、Lステップの導入を検討している人は、この記事を読んでカルーセルの効果的な活用方法を知り、ビジネスの成長に役立ててください。
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Lステップのカルーセルとはどんな機能
Lステップのカルーセルとは、カード形式のスライドを横に複数枚表示させられる機能です。
横にスライドして表示させられるため、さまざまなコンテンツを見やすく表示させたい場合に有効な配信方法です。
カルーセルは、カード形式で表示させるだけでなく、それぞれにアクションを設定してボタンとして活用できます。
- 電話をかける
- メールを送信する
- URLをひらく
- 回答フォームに回答する
このように、ユーザーの行動を促したい場合にもカルーセルが役立ちます。
また、カルーセルは、画像とテキストを組み合わせて作成できるツールです。
そのため、目立つ画像があれば、ユーザーの目にとまりやすくなり読んでもらえる確率も上がるでしょう。
カルーセルを工夫すれば、以下のような配信もできます。
- 不動産会社によるおすすめ物件一覧
- カフェの人気メニューランキング
- 美容室のスタイリスト紹介
- スポーツジムのコース一覧
カルーセルで見せ方を工夫して、読者に読んでもらいやすい配信を目指しましょう。
カルーセルをLステップで活用するメリット6選
カルーセルを利用すればさまざまなメリットが生まれます。
ここでは、カルーセルのメリットについて詳しく解説します。
インパクトのある見た目のデザインにできる
カルーセルは画像を採り入れた配信ができるため、インパクトのある目立つデザインにできます。
インパクトのあるデザインにすれば、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなり、印象に残るという効果が期待できるでしょう。
たとえば、不動産会社からテキストだけの物件情報を配信した場合、イメージがつきにくく読み流される可能性があります。
しかし、カルーセルを利用して画像を組み合わせれば、物件をイメージしやすくなり、問い合わせ率の向上が見込めます。
このように、画像を設定できるカルーセルを利用することで、インパクトのあるデザインを簡単に演出できるため、ここぞという場面で利用するのがおすすめです。
3択以上の質問を行える
Lステップの質問機能では「はい・いいえ」などの2択の質問しかできませんが、カルーセル機能を利用することで、3択以上の質問を行えます。
それにより友達をさらに細分化でき、属性に合わせた配信を行えます。
質問だけでなくアクションの選択肢を増やせば、読者の行動を促す手助けができるでしょう。
たとえば、カフェでカルーセルを活用する場合、以下のような選択肢の設定ができます。
- メニューを見る
- 予約する
- 店舗情報を確認する
このようなボタンを設置してURLを埋め込んでおけば、ユーザーに気軽に行動してもらうことができ、来店率の向上が期待できます。
ビジネスに合わせた選択肢を考え、カルーセルを有効活用しましょう。
配信数を節約できる
カルーセルは配信数を節約できる効果が期待できます。
メッセージの配信数には制限があるため、カルーセルを活用すれば、より多くの配信をユーザーに届けられるでしょう。
Lステップのカルーセル機能では、パネル10枚を一気に配信しても、配信数は1通としてカウントされます。
もしカルーセル機能を利用せず10回に分けてメッセージを配信した場合、配信数が10通としてカウントされるだけでなく、10回もユーザーに通知が届き嫌がられる可能性があります。
また、配信数を抑えることで、その分他の内容のメッセージ配信を行えるようになり、より多くのユーザーにアプローチできるでしょう。
データを収集できる
カルーセルの配信を行うことで、ユーザーのデータを収集できる点もメリットです。
Lステップにおいてユーザーのデータ収集は、売上や来店率をアップさせるために重要なポイントとなります。
カルーセルで収集できる主なデータは以下のとおりです。
- クリックされた選択肢
- クリックされた回数
- 配信数
たとえば、選択肢にURLを埋め込んでいる場合、配信された中でどれだけのユーザーがサイトへ誘導されたのかを分析できます。
これにより、どのような配信に効果が期待できるのかがわかります。
収集したデータを活用しより良い配信を行えるよう、積極的にカルーセルを活用しましょう。
情報を整理しやすい
カルーセル機能は、ユーザーに届ける情報を整理する効果が期待できます。
複数のコンテンツをカルーセルで配信すれば情報が見やすくなり、より多くのアクションを促せるでしょう。
旅行代理店の場合、テキストだけでツアー内容を配信しても、スクロールに手間がかかりユーザーの離脱率が高くなる可能性があります。
しかし、カルーセルでわかりやすく配信すれば、整理されたツアー内容をユーザーに見てもらいやすくなるでしょう。
作成したメッセージを見やすく届けるためにも、カルーセルを活用しましょう。
ボタン化して活用できる
カルーセルのパネルをボタン化することで、サイトへの誘導や予約の受け付けなど、さまざまなアクションを促せます。
テキストや画像を配信するだけでは、ユーザーのアクションを引き出しにくいため、積極的にカルーセルを活用することが重要です。
ボタン化のアクション例として以下が挙げられます。
- ホームページへの誘導
- 注文
- クーポン発行
- 見学の申し込み
上記のアクションは、カルーセルを利用せずにテキストメッセージでURLを貼り付けることでも設定できます。
しかし、テキストメッセージのURLは見た目が固い印象になるため、カルーセルよりボタン化したほうが気軽にタップしてもらえるでしょう。
Lステップでカルーセルを作成する3つのコツ
Lステップのカルーセルをより効率的に活用するためには、いくつかのコツを意識する必要があります。
ここでは、特に重要なポイントを3点紹介します。
惹きつける画像を作る
カルーセルでユーザーの興味を惹きためには、インパクトのある画像を作成しましょう。
カルーセルの半分を画像が占めているため、惹きつけられる画像をカルーセルに貼り付ければ、普段流し読みしているユーザーにも届く可能性があります。
カルーセルの画像には文字を入れても問題ないため、配信で特に伝えたい内容を文字として画像の中に入れるのがおすすめです。
ただし、パソコンで作成した画像をスマホで表示すると小さくなる可能性があるため、作成後はかならずスマホで確認しましょう。
惹きつける画像はカルーセル配信において大きなポイントのため、手を抜かずに作成しましょう。
松竹梅のテクニックを使う
Lステップでカルーセルを活用する際、マーケティングでよく使われる「松竹梅の法則」というテクニックを利用しましょう。
たとえば、飲食店で選んでもらいたいコースメニューがある場合、以下のような構成にしてみましょう。
- 3,000円のお手軽コース
- 5,000円の充実コース(利益率が最も高く選んで欲しいコース)
- 10,000円のプレミアムコース
上記のように、選んでもらいたい商品を真ん中に持ってくることで「5,000円の充実コース」がバランスの取れたものに感じる傾向にあります。
カルーセル配信で「松竹梅の法則」を使い、売りたい商品を説教的にアピールしましょう。
タップしたくなるテキストを入れる
カルーセルの画像をこだわって作成することが重要だと上記で伝えましたが、さらにタップ率を上げるためにも直前のテキスト(リード文)にも力を入れましょう。
魅力的なリード文を書くコツは以下のとおりです。
- パネルの内容を簡潔に伝える
- タップするとどのようなメリットがあるのかを伝える
- 最後に行動を促す一言を入れる
上記に気を付けて魅力的なリード文を記載すれば、反応率のアップが期待できます。
画像作成だけでなく、テキストの作成にも気を抜かないことが重要です。
Lステップのカルーセル活用方法
カルーセルはさまざまなシーンで使われます。
ここで紹介する事例をもとに、自社にあったカルーセルの活用方法を見つけましょう。
自己紹介
カルーセルの活用方法として、自己紹介やスタッフ紹介が挙げられます。
顔写真を画像に設定したカルーセルを配信すれば、ユーザーにとって見やすいスタッフ紹介が出来上がるでしょう。
たとえば、スポーツジムの専属トレーナーを選ぶ際に、トレーナー一覧をカルーセルで配信する方法があります。
それぞれの特徴や得意分野をパネルに掲載すれば、自分にとってどのトレーナーが合っているのかが、一目でわかるようになるでしょう。
横スクロールで見やすいカルーセルの特徴を活かし、魅力的な自己紹介やスタッフ紹介を作成しましょう。
アンケート
カルーセルはアンケートの作成にも効果的です。
Lステップの回答フォームでもアンケートを作成できますが、カルーセルはページの遷移がなくその場でアンケートを取れるため、離脱率の低下が期待できます。
カルーセルでアンケートを取る際のコツは、会話のような流れを作ることです。
たとえば「サービスを利用したことがありますか?」の回答を「はい・いいえ」にするのではなく「使ったことがあるよ・使ったことはないよ」などに設定すると、気軽にアンケートを受けてもらえるでしょう。
カルーセルをアンケートとして利用し、収集したいデータを効率良く収集しましょう。
効果的なアンケートの作成や、Lステップの活用にお悩みの方は活用事例をまとめた資料(無料)もぜひ、ご覧ください。
カルーセルについてよくある質問
Lステップのカルーセルについてよくある質問と回答を紹介します。
詳しく見ていきましょう。
カルーセルとスライダーの違いは?
カルーセルとよく似た言葉として「スライダー」があります。
カルーセルのように、複数のコンテンツを切り替える仕組みをスライダーとも呼ぶのです。
中には、ループするものをカルーセル、ループしないものをスライダーとして呼ぶ人もいますが、厳密に使い分けられているわけではありません。
したがって、これらは同じ意味で使用しても問題ないでしょう。
カルーセルを一度しかタップできない原因は?
カルーセルを配信した際、ボタンを一度押した後、二度目以降に「すでに押されています!」と表示されるケースがあります。
一度しか押せないのは、タップ制限回数が1回の設定になっていることが原因のため、タップ制限回数を「回数制限なし」にすれば、二度目以降もタップできます。
タップ制限回数の変更方法
以上で設定が変更できました。
カルーセルの内容によってタップできる回数を調整して、効果的な配信を目指しましょう。
他のLステップの使い方や設定方法については、下記の記事でも詳しく紹介しています。
関連記事:Lステップの使い方13選!初期設定の方法についても詳しく解説
まとめ|カルーセルを活用して効果的に訴求しよう
この記事では、Lステップのカルーセル機能を活用するメリットやコツについて解説しました。
- カルーセルはインパクトのあるデザインや配信数の節約などのメリットが得られる
- カルーセルを作成する際は、魅力的な画像を作成するなどのコツを意識する必要がある
- 自己紹介やアンケートなどにカルーセルを活用することがおすすめ
Lステップでカルーセルを活用すれば、テキストや画像だけの配信とは一味違う魅力的な内容を送ることができます。
普段では読み流されてがちな内容でも、インパクトのある画像を作成したり、選択肢に工夫を凝らしたりすれば、反応率のアップが期待できます。
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